恐竜の誕生と絶滅

顕生代
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大量絶滅の影響と恐竜の誕生

ペルム紀に起きた大量絶滅の影響は非常に大きく、多様化が進んでいたあらゆる生物種が打撃を受け、壊滅的な被害を出し衰退しました。特に浅い海に生息していた生物の被害は大きく、ほとんどの種が存続できない状態になっていました。

この状況から多様性が回復するまでには三畳紀に入ってから約1000万年を要したものの、それまでにかかった期間を考えれば比較的短い時間で回復したとも言えるでしょう。


また、この頃から地球を支配することになる恐竜や翼竜が出現します。当時恐竜はそれほど目立った存在ではありませんでしたが、翼竜は虫を除けば最も早く空に進出した存在であり、始祖鳥よりも3000万年ほど早かったとされています。

加えて、海に出た爬虫類も良く知られているイクチオサウルスや、全長15mのショニサウルスといった魚竜に進化するなど、多様性が少しずつ見られるようになります。


しかし、三畳紀の終わりに小規模な大量絶滅が起きたとされています。これにより、アンモナイトのいくつもの種が姿を消し、その他の海洋生物の一部や、陸上の単弓類が大量に絶滅したと考えられています。


恐竜の繁栄

三畳紀の大量絶滅により獣弓類が大きく衰退したため、比較的被害の少なかった恐竜や翼竜が栄えることになります。

また、当時は二酸化炭素の濃度が現在の6倍高かったものの、恐竜は非常に効率的な呼吸を行えていたことから悪影響を受けにくく、大量の二酸化炭素があることで植物が急激に繁栄したために草食恐竜が餌に困らない環境ができていたと考えられています。

そのために草食恐竜は徐々に巨大化し、最大25mのブラキオサウルスや最大27mのディプロドクスといった非常に大きい草食恐竜が誕生したとされています。


また、ジュラ紀から良く知られている恐竜や生物が登場しました。

恐竜の中でも最初に発見されたとされているメガロサウルスや、最初期に発見されたイグアノドン。ステゴサウルスやユタラプトル、バランスが良く群れで狩りを行っていたとされるアロサウルスなどの有名な恐竜に加え、最近までは史上最大の魚とされていたリードシクティスなど多種多様な大型生物が姿を現しました。


恐竜の絶滅

ジュラ紀から大きな事件も起きず進化が続いた白亜紀では、陸地が現代に似た形に変化していった影響を受け多様化が加速、結果としてティラノサウルスやスピノサウルス、ケツァルコアトルスといった大型の肉食恐竜が大量に誕生しました。

強力な肉食恐竜たちは多くの地域で食物連鎖の頂点に君臨し、またそれに対抗するように草食恐竜が攻撃的な姿になっていきました。


この多様化の規模が大きいことに加え生息範囲も広く、結果として現代でも新種が発見されたり、分類が定かでない生物が居たりと、それまでの歴史とは異なる速度で進化が続いていたと考えられます。


しかし、白亜紀で地や海、空に渡るまで繁栄していた爬虫類は、10㎞にもなる大きさの小惑星が地球に衝突したためにペルム紀に次ぐ規模の大量絶滅が起きてしまい、恐竜が絶滅、爬虫類や哺乳類や鳥類が壊滅的な被害を受けたとされています。

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