【古代インド④】グプタ朝とヴァルダナ朝

古代インド
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グプタ朝

「チャンドラグプタ1世」によって建てられた国で、3代目の「チャンドラグプタ2世」の時代に最盛期を迎えたとされています。

この時代には中国の東晋から仏教を学びに「法顕」が訪れるなど、仏教が国外にも広く知られていたと考えられます。


また、この頃には「ヒンドゥー教」も国民に定着し始め、「マヌ法典」が成立するなど国民の生活や思想に強い影響を与えていくことになります。

シヴァ神ヴィシュヌ神などを信仰する多神教であり、今も大きな支持を得ているヒンドゥー教ですが、バラモン教から引き継いだカースト制度が一部の地域で根強く残っているなど、良い部分ばかりではありません。


他にも、ナーランダー僧院と呼ばれる仏教研究の中心となる建物を建設したり、「十進法」や「ゼロの概念」など数学や天文学の発展、「グプタ様式」と呼ばれる仏教美術が栄えたりしました。


ヴァルダナ朝

「ハルシャ=ヴァルダナ」によって建てられた国で、ガンジス川を覆うように領土を持っていました。

中国のからグプタ朝の時代と同じく仏教を学びに「玄奘(げんじょう)」が訪れました。この玄奘は三蔵とも呼ばれ、西遊記の三蔵法師などで知られています。


ハルシャ=ヴァルダナによって建てられたヴァルダナ朝ですが、ハルシャ=ヴァルダナの死後まもなく国は分裂し、急激に衰退していくことになります。

そしてこれに伴い、古代インドの四大王朝と呼ばれる王朝は終わりを迎えることになります。

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